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小寺 宣

小寺流勝負論

僕はギターの上達は勝負であると考えています。




ギターにおける負けとはなにか、それは中途半端でやめてしまう事です。


僕はギターを中途半端にやめていく人を数えきれないくらい見てきました。





彼らはなぜやめてしまったのか、一言で言うと形になるまでの長い期間に耐えられなかったからです。


ギターは超人気の楽器であるがゆえに、達人が世の中にたくさんいます。



その達人たちは少なくとも10年〜20年、必死に時間もお金も投資しまくって腕を磨き続けてきた人たちです。


そこにギターを始めたばかりの方が1年とか2年、どれだけ必死で練習しても同じように弾けるわけがないんですね。


この現実を受け止めていない事がやめる原因だと言い切ってしまっていいと思います。





だから僕は生徒様に何度も言いながら、そして自分にも言い聞かせています。


あわてたら終わりです。


上達を焦る方ほど【10日でマスター!】とか、【左手が300倍器用になる基礎練習みたいな】、価値のないインスタントラーメンコンテンツに飛びついてしまいます。



どんな分野でも素人ほど一喜一憂してあたふたしています。






本当に大切な事はいつだって地味なんですね。


意味があるかどうかよくわからない今日の練習、今日のレッスン、そのひとつひとつの積み重ねこそがギター上級者への唯一の道です。


だからどっしり構えて10年間楽しく積み重ねる事、とにかくそれだけを考えてください。


僕もその気持ちで50歳までの10年を積み重ねていこうと思っています。


2025年も気合い十分、よろしくお願いいたします(^ ^)



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