ミュージシャンはみんなメトロノームを使って練習する事が大事だと言います。
僕も全く同じ考えです。
でもメトロノーム練習の意味を説明してくれている人が少ない印象です。
今日はこれをちゃんと理解しましょう。
メトロノーム練習の意味は一言で言うと、自己満足をやめる事にあります。
ギターを自分の弾きたいように、自分の心地よいリズムで弾くと、自分は気持ちよく楽しいかもしれません。
でも聴いている人は全然楽しくない、心地よくないんですね。
これは僕がよく言う事ですが、ミュージシャンはサービス業だと考えるととてもいい結果になりやすいです。
人に喜んでもらう、人に楽しんでもらうために演奏するのがミュージシャンです。
だからメトロノームの正しいタイミングに頑張って合わせに行く練習や意識が、自己満足を滅する事につながります。
自分を滅すると楽しくない、滅したくないという方もいると思います。
でもそれをつらぬくと誰からも相手にされない、孤独なミュージシャン人生に絶対になります。
ミュージシャンである以上、人に喜んでもらわなければいけないと僕は考えます。
あなたはもうその世界に足を突っ込んでしまったと、あきらめてください笑
メトロノームを持っていない方は僕の使っているメトロノームを紹介しておきます。
とにかくアナログでつかいやすいです。
Aの音が出るので耳でチューニングするのにも使えます。
最後にひとつお手本の動画を紹介します。
NewJeansという超人気KPOPグループのハニちゃんです。
KPOPアイドルというのは何年もダンスや歌、外国語の発音やビジュアル面の厳しいレッスンを経て世に出てきます。
見た目はこんな可愛らしい女の子ですが、徹底的に自分を滅して(律して)人を楽しませる事を究めた人なんですね。
歌の音程やリズム、顔の表情など、完璧に訓練されています。
これが僕たちが見習うべき、ミュージシャンの究極系だと思います。
自己満足なんて良い演奏の邪魔だということですね。
あと余談ですが、後ろでギターを弾いている方は磯貝一樹さんという方でネオソウルというジャンルの日本のスタープレイヤーです。
僕も彼と勝負できるところまで行きたいと思って、ギター歴30年目を目指しています。
あなたもなにかギターの目標があると思います。
一緒に目標に向かって、上達していきましょうd(^_^o)