今回もMBTIを学んでいきましょう。
MBTIを学ぶと何がいいかと言うと、それは自分のことをよく知る事ができるということです。
自分の才能を知り、頑張っているのにうまくいかないみたいな空回りすることを回避できます。
楽器の世界は才能を開花させられた少数の方と、開花させられない凡庸な大勢の方とにはっきり分かれる世界です。
才能はみんな持っています。
だからこそ開花していない状態はとてももったいないんですね。
生徒様はお金を払ってまでギターの技術、知識を手に入れようとしている真剣な方です。
絶対に最高のギター人生になってもらいたいので、このMBTIを使ってみてほしいと思っています。
まずは超簡単に復習です。
MBTI性格診断の中身としては、人間はみんな第1、2、3、4機能を使って考え、行動している傾向があると。
第1機能はメインで使っている心理機能、
第2機能は自分では気づいていないけど、実は得意な心理機能(才能開花のカギとなる)、
第3機能は自分はよく使ってしまうけど、実は苦手で全然使いこなせていない心理機能(空回りの原因となる)、
第4機能はとても不得意でちゃんと使えていない(でも実は自分の人生を裏でコントロールしている)心理機能です。
そして前回、内向思考、外向思考についても学びました。
内向思考とは自分の頭の中で考える機能です。
だから内向思考が強い方はみんながよく言っているような一般的な考えに振り回されず、自分独自の発想で物事を解決していきます。
ギターの世界で例えると、左手のイモムシ運動をすると上達するとみんな言っている。
でも内向思考が強い方はみんながやっているからと安易に信じません。
「ほんまか?」と疑い、自分で考えて答えを出していきます。
それとは逆に外向思考が強い方は他者の考えを重視します。
世間一般的に常識とされている事を正しいと考える傾向にあります。
左手のイモムシ運動をすると上達するとみんな言っている。
だからきっと正しいんだろうな、みたいに考えます。
これが内向思考と外向思考なんですが、大事な事はどちらが上とか下とかではないという事です。
内向思考を鍛えた方は誰も思いつかないような自分独自の発想で、問題を解決できるだろうし、
外向思考を鍛えた方は常識をわきまえた冷静な行動が取れて、頼りになると思います。
つまり自分の特性、強みを鍛えていくという事が大事だと僕は考えています。
それでは復習はここまでにして、今回は内向感情、外向感情について解説します。
まず内向感情とは、自分の感情を大切にする心理機能です。
だから内向感情が強い方はギターで言うと、この練習はとても楽しいとか、楽しくないという気持ちをとても大事にします。
とにかく自分の気持ちを重視するので、人から自己中に思われがちです。
ただそれはいい意味で人に振り回されない、自分軸があるという事でもあります。
ミュージシャン的に言うと、内向感情が強い方は作曲などのアーティスト気質が強い活動に向いていると考えられます。
有名人で言うと宇多田ヒカルさんはINFP、内向感情が強いと聞いた事があります。
では次に外向感情について解説します。
外向感情とは他者の感情に敏感な機能です。
外向感情が強い方は、自分がこれをするとあの人はどう思うだろうかとか、これで人は喜んでくれるんじゃないか、みたいに他者のことをとても気にします。
だから一歩間違うと、他者に振り回されすぎて自分は一体なにがしたいんだろうかと思い悩むことが多いです。
ちなみに僕は外向感情が第3機能です。
第3機能とは、自分的にはとても気になって使いがちだけど、実はとても苦手な機能です。
だから空回りの原因となる機能と言われています。
だからたしかに僕は他者の感情をとても気にするんですが、実は全然人の気持ちがよくわかっていないという事がよくあります。
例えば僕は最近で言うと、このMBTI講座をブログで書きながら、生徒様が楽しく読んでくださっているのか、全然興味ないんじゃないかとめちゃくちゃ気にしています。
でもこの第3機能は意識的に使わないようにすると、人生の空回りが減るとMBTIでは考えられています。
だから生徒様の気持ちのことはとにかく気にしないように意識して、このMBTI講座を書いています。
そうすると、たしかにデータを見るとこのMBTI講座は他の記事よりも、リピートして見てくださっている方が多いのでMBTI理論がちゃんと役立っているのかなと思っています。
こんなふうにあなたもぜひMBTI理論を活用してみてください。
今回は内向感情、外向感情についてでした。
次回は内向感覚、外向感覚について解説します。
楽しみにしていてもらえたらと思います。
MBTI性格診断テストのページはこちらです→https://www.16personalities.com/ja/性格診断テスト
第1、2、3、4機能を知るページはこちらです→https://wikiwiki.jp/16types/